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あるふぁ通信令和3年11月号

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あるふぁ通信 2021年11月号:足底のアーチについて(前編)

晩秋の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
今回のあるふぁ通信では、理学療法士の齋藤が「足底のアーチ(土踏まず)」についてご説明いたします。

🦴 足の骨はいくつある?

足の甲や裏は、手ほどではないもののかなり細かい動きができます。
それを可能にしているのは、多くの骨や筋肉が複雑に組み合わさっているからです。

Q. 片足に骨はいくつあるでしょう?
答えは「約26個(種子骨を含めると28個)」です。
両足合わせると約50個以上となり、なんと全身の骨(約200個)の1/4が足に集中していることになります。

👣 土踏まず(内側縦アーチ)の正体

専門用語で「内側縦アーチ」と呼ばれる土踏まずは、5つの骨・5つの靭帯・8つの筋肉・足底腱膜など、合計19もの要素で構成されています。
これらがバランスよく働くことで、きれいなアーチが作られます。

扁平足(へんぺいそく)とは?

アーチの高さが減少した状態です。主な原因は以下の通りです。

  • アーチを形成する筋肉の筋力低下(運動不足など)
  • 年齢による腱の変性
  • 体重の負荷
  • 長時間の立位や過度の運動(スポーツ選手など)

ハイアーチ(凹足)とは?

逆に、アーチが高くなりすぎてしまった状態(甲高)です。

  • ハイヒールなど極端に踵の高い靴の影響
  • 自分に合っていない靴
  • 遺伝、過度な運動、疾患による筋活動の異常

これらの形状によってどんな問題が生じるのかは、次回お話しします。


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本格的な寒さに向かう時節、風邪など召されませぬようご自愛ください。

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