あるふぁ通信令和4年6月号

2022年6月6日
あるふぁ通信R4年6月号表
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あるふぁ通信 2022年6月号:反射の仕組みについて(後編)

梅雨の候、お変わりなくご活躍とのこと、お喜び申し上げます。
今回は、令和4年1月号の続きとして、理学療法士の齋藤が「反射がなぜ意識されることなく行えるのか」についてご説明します。

🧠 なぜ「意識せず」に体が動くのか?

とても簡単に言うと、「脳を介さないで運動が起きているから」です。
熱いものを触った時の反応(屈曲反射)を例に見てみましょう。

  1. 手で「熱い!」という刺激を受け取る。
  2. その刺激が脊髄(せきずい)まで伝わる。
  3. 脊髄からそのまま「筋肉を動かせ」という命令が腕の神経へ伝わる。
  4. 腕が曲がり、危険を回避する。

この一連の流れにおいて、脳から「腕を曲げろ」と命令が出ているわけではありません。
脊髄で折り返して反応しているため、脳が「熱い」と認識するのとほぼ同時(あるいはそれより早く)に手が引っ込むのです。
こういった反射があることで、私たちは有害な刺激から身を守ることができています。

💬 わかりやすい説明を心がけています

少し難しい話になってしまいましたが、私たちスタッフは普段からご利用者様や他職種の方とお話しする際、専門的なことでもなるべくわかりやすく説明することを心がけています。
今回の反射の話に限らず、気になることがありましたらお気軽にご質問・ご相談ください。


お問い合わせ先:訪問看護リハビリステーション あるふぁ相模大野

梅雨季の時期は冷える日もございます。お風邪などめされませんように。

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